Try UQ!!!(Try WiMAXを申し込んでみた)
ほぼ無制限系のSIMと言っても2種類あると筆者は提唱します。
- 格安で速度が出ない
- 高価であるが速い
前者は、流行りのなんちゃらWi-Fiで相場が100GBでおよそ月3000~5000円くらい。後者は、月5000~10000円程度のいわゆる3キャリア(今では4キャリア)などのMNOかそのサブブランド系です。
筆者は、楽天モバイルを愛用(無料ということもあり)していました。無料だから割り切れたことということも多々あり、ハンドオーバでの遅延や地下での繋がりにくさなど。
ここ最近、モバイル環境(主にハードウェア)を整理し直したこともあり、回線の安定性を重視する傾向があります。
今までは、安く大容量派でしたので、お手軽Wi-Fi(年5000円/100GB端末込)を使ってみたりなど格安系で本当に安いやつには手を出したらしていました。でも、ハードウェアを強化しても回線遅くては意味なくね?気付きました。
ということで、気になってるものとして以下2種類が浮上しました。
5Gギガホ プレミアは、単純に無制限かつ3日間制限などがほとんどないときく。UQ WiMAXは、ポケットWi-Fiの大手。
この2つがサービス的にいいかなと。実際に筆者は、8年程前にWiMAXを使っていました。当時は、WiMAXのエリアは狭く、けっこう不便だった印象。ただ、当時は、データサイズや使用頻度が今ほど大きくなく、そこそこ満足してはいました。ただ、ここ最近WiMAXとは疎遠であることと、Try WiMAXというお試しサービスがあるので使ってみることに。
そもそもTry WiMAXとは
これは、UQ WiMAXを申し込むにあたって15日間(発送から返却が15日間。実際は10日程)お試しできるサービスです。Try UQ Mobileというスマホ版も過去にあったが、今は廃止。
15日間で、電波が入るか、速度は問題ないかなどが試せる。以前は、WiMAXって地下や山間部では入りにくかったもの。au回線併用でそのイメージを払拭したいのではないか、そして使えるということをアピールしたいのではないかという企みだと推測する。
Try WiMAXの最大のいいところは、送料含め、一切の金銭的負担がないところであろう。15日目にUQに返却が完了すれば、完全にタダである。ネットで簡単に申し込めるので時間に余裕があるのであれば、おすすめ。返却日には注意ですが……
開封
普通の段ボールに入っていました。
関西(或いは西日本)なので大阪なのか、全国でここしかないのかは不明。
あけると、精密機器取扱注意と書いた青い頑丈そうな布が入っていました。この中にTry WiMAXの一式が入っているよう。
背面は、前の利用者の宅急便の宛名状。けっこう雑に処理して使い回ししてるよう。
中はと言うと、説明書らしき固い下敷きのようなものと黒い緩衝材。緩衝材の中には、Try WiMAXの機材が入っている模様。
表面は、Try WiMAXのご返却方法。
裏面は、ご利用方法。
たぶん、表裏は逆かと。
緩衝材は、ウレタン素材のようなもの。
中身はこのように。今回は、モバイルWi-Fiということで、Galaxy 5G Mobileをチョイス、というかこいつになる。実は、楽天モバイル用にこいつは所有してるので、別のやつが良かったというのは…
ホームルータタイプも一つありました。
けっこう拭き跡がすごい。
ACアダプタは、UQの専用品。
QC3.0対応。
SIMとSIMピンも付属。
さて、今回ついてきたGalaxy 5G Mobileはというと、なんと12%の状態で送られてきました…もうちょっと充電しておけよ。
今回は、いつも使っているルータ(下)で利用します。
こいつには、Peak Design のアンカーリンクスをつけています。ポータブルWi-Fi x アンカーリンクスはかなりいい組み合わせ。
リュックの横ポケに入れておいて必要に応じ、アンカーリンクスで取り外し充電...みたいに。
せっかくなので、2台並べてみた。
ケースは、Loeのもの。安くて品質も悪くなく。けっこう雑に扱っているので、周囲からほつれはじめてきてますが…
楽天モバイルの時は、APNの入力が必要でしたが、WiMAXは不要。
使用感
実際に使用してみました。
大阪市内の中心部。
72Mbps/13Mbpsという結果。15時頃でしたが、まずまずの記録を叩き出しています。
しかし、場所によっては、全然入らないところも。山や田舎に行くと入りにくかったり…
場所によりかなり差はあるなと思うが、速度的には、LTEの理論値150Mbps以上は出ないな…本体は5G対応ルータで、メーカー公式品です。場所が悪い可能性はかなりありますが、150Mbps以上は見なかったです…本当に5Gを掴めているのか、また、制限速度があるのか、疑問に残る部分もありました。
まとめ
- 8年前に比べて入りにくさは改善したが、まだ改善の余地あり。
- 8年前よりは、圧倒的に入る場所では速い。
- 場所によることが多いのでTry WiMAXで確認することをおすすめする。
- 楽天よりは満足(値段が違うので...)。この値段を払う価値はわからなかった。
8年前に比べるとよくなっている。はっきり覚えていないが、当時は、au網は使えなかったと思う。今回はau回線網でもカバーしているよう。意識することなく使えているというのはいい。au回線のおかげでエリアも広がっていると推測もする。
場所に関しては、筆者が山間部に住んでいるということが大きいのかもしれない。都心ではあまり気にするべき問題ではないのかもしれないが、やはり確認してから申し込むべきであると思う。
楽天より価格差があるので同じ土俵で比べること自体が間違っているのかもしれないが、価格を無視すれば、圧倒的に安定性があり、満足。ただし、最高速度で言うと、楽天は5Gが掴めると300Mbps程度がダウンロードで確認できたので、楽天に軍配があがるだろう。しかし、そこまで速度がいらないというのも正直な話で遅延や安定性の方が重要(速度出るに越したことはない。当然)。そういう意味でUQのほうが満足であった。しかし、これなら5G ギガホプレミアとかのほうがいいのではないか、とか思ってしまった。そしてahamoも後述するが視野に入った。
結論
結論としては、UQはお預けという決断です。(au回線のスマホをUQに変えると思う)
というのも、ahamo 大盛りがポイントバックするキャンペーンがやっていますので、とりあえず、12月まではahamo大盛りでその後考えるという決断に至りました。
なんか、未使用品があった。
最後に愚痴
このTryWiMAXの落とし穴は、申込みから返却必着までが15日間。15日間お試し頂けますと謳っているので、到着して返却の発送までが15日と思ってしまう。ここはかなりの誤算で実際は、10日くらい試せると思ったほうが良いでしょう。
これは、アカンやろ...